2019.01.18

COMMERCIAL

SOLA沖縄保健医療工学院

 

多様な体験を生み出す、立体的な余白の空間。

 

 

沖縄県宜野湾市に建つ医療系専門学校の計画である。
クライアントからの要望は授業に出席しなくてもよいから毎日通学 したくなるような学校にしてほしいということだった。また将来的な 教科の変更にも対応できる計画上の柔軟さが求められた。 敷地は海に近いが倉庫地帯という雰囲気で、巨大な立体駐車場や倉 庫などが隣接している。

授業には出席しなくても毎日通いたくなる学校とはどのような場所だろう。それは気のおけない友人たちと時間を気にせず自由に過ごす場所がある学校ではないだろうか。しかもそれはラウンジと言われるような集まることを前提とした名前のある場所ではなく、空き地のような都市における余白のような場所であることが望ましいと思う。 自分のお気に入りの居場所を各自が見つけることができる建築。 教科の変更に柔軟に対応するため各教室はプレーンなボックスとし、 そのボックスを平面的・立体的に間ができるように積み上げること によりさまざまな余白の空間をつくった。

沖縄は亜熱帯海洋性気候のため温暖だが、年間快晴日数は全国で最 も少なく曇天の日が多い。この温暖さから余白の空間を外部空間にし、 ボックスは曇天に溶け込み存在感が薄まるようにグレー系の塗装とした。そうすることで学生たちが主役で建築は背景となり、まちが立体 的に立ち上がっているように感じられるような空間になることをめざした。

積み重なった教室群は日陰をうみ、その間を風が通り抜ける。 このポーラスな空間はガジュマルやサンゴ礁のようである。 学生たちが思い思いにこの余白の空間で時間を忘れて過ごすことで 多様な体験がうまれてくれれば良いと思う。

WORKS

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PROJECT

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